こんにちは。
皆さん、暖かくなったり、寒くなったり、
春を感じてらっしゃいますか?
季節の変わり目、風邪などひかれませんように。
また、花粉症の季節でしょうか。
日本人の半分はなっているとも言われています。
なんとか症状を落ち着かせられるといいですね。
さて、今回は、「髪」について
お話したいと思います。
人によっては、髪質が気になったり、
そもそも髪が少なかったり、
と男女関係なく、気になるところかと思います。
綺麗な髪ってどんな髪??
適切な水分量(12%程度)を保ち、しなやかで
まとまりのある状態の髪のことがよく美髪と
言われます。
髪は外からキューティクル、
コルテックス、
メデュラという3つの層で出来ています。
髪のツヤを出す「キューティクル」
キューティクルは最も外側に位置する層で、
ウロコのように重なっているのが特徴です。
外部の刺激から髪を保護し、同時に内部の
タンパク質や水分が外に出ないように
守る役割があります。
ダメージを受けていない綺麗なキューティクルは
きれいにそろっているので、
髪の見た目にツヤ感があります。
髪のしなやかさを決める「コルテックス」
髪の85~90%の割合を占めます。
コルテックスは、繊維状の束と
それを取り巻く構造でできています。
タンパク質・脂質の構造や水分量が、
髪の柔軟性や太さに影響を与えます。
髪色を決めるのもコルテックス内部の色素です。
髪の中心の芯になる「メデュラ」
メデュラは髪の芯となり、
空気を含んだ空洞の層です。
メデュラの役割ははっきりとは
解明されていませんが、空気を含むことから
熱を閉じ込める効果があると考えられています。
メデュラは髪の硬さに影響しているようです。
たとえば、赤ちゃんの柔らかい髪にはメデュラがないです。
剛毛と軟毛って何?
では、よく言われる剛毛と軟毛って
一体どういうことでしょうか?
剛毛とは、硬くて
しっかりしている髪質のことです。
また、毛髪の量が多く、太い場合にも剛毛です。
剛毛は毛髪のタンパク質がしっかりと結びついており、
キューティクルに隙間がないため
こしがあります。
軟毛とは細く柔らかい毛髪のことを言います。
キューティクルが少なく、メラニン色素も
少ないことが特徴です。
キューティクルが薄いため、
枝毛になりやすくダメージを受けやすい髪質です。
ただ、軟毛だからといって髪の量が
少なくなるわけではありません。
いかがでしたでしょうか。
今回は、綺麗な髪とはということで
髪の構造と剛毛・軟毛についてお話しました。
では、美髪になるためには?
薄いのをなんとかしたい!
などは、別コラムでご紹介していきます。