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こんにちは。
薄毛にお困りの方は、多くいらっしゃると思いますが、
原因や対策については、少し触れました。
育毛剤などは私は聴いたことがありましたが、
植毛というのは聴いたことがなかったので
今回ご紹介したいと思います。
<植毛とは?種類や特徴について>
植毛とは、薄毛の頭皮に毛を植え込むことです。
自分の今ある毛を増やしたりする増毛や育毛とは違い、
基本的に手術を受ける必要があります。
医療行為になります。
植毛は、合成繊維で作られた人工毛を植え込む人工毛植毛と
まだ生えている自分の髪を移植する「自毛植毛」の
2種類に分けられます。
それぞれの違いを確認しましょう。
<人工毛植毛とは>
ポリエステルやナイロンといった合成繊維でできた
人工毛を頭皮に埋め込む手術です。
人工毛を使うため、毛の本数や長さを自由に
決められ、施術直後になりたい髪型になれることが
メリットです。
しかし、身体にとって異物を埋め込むため、
拒絶反応や炎症、感染症などの副作用を引き起こす
可能性があります。
そのため、日本皮膚科学会による脱毛症診療
ガイドラインでは、
「人工毛植毛術を施行することに医療法上の問題はないが,
有害事象の発生を看過できないため,安全性に関する
高い水準の根拠が得られるまでは,原則として人工毛
植毛術を行うべきではない」としています。
<自毛植毛とは>
その名の通り、生えている自毛を採取し
薄くなった部分に移植する手術です。
手術の流れについて少し説明します。
はじめに、薄毛になりにくい後頭部などの髪を
毛根ごと採取し、植え付けるために株分けをします。
次に、生やしたい部位の頭皮に小さい穴を開け、
株を植え込み、定着するのを待ちます。
植えた自毛は一旦抜け落ちますが、数ヶ月後~
半年ほどで新しい毛が生えてきます。
移植した髪は、薄毛になりにくいまま成長するので、
もともと薄かった部分とは言っても脱毛が進行する心配がありません。
では、自毛植毛のメリットについてお話しましょう。
<自毛植毛のメリット>
自分の髪を使って気になる部分をカバーできることです。
自毛植毛では、手術後の髪は定着してしまえば
自分の髪として伸び続け、特別なお手入れの必要がありません。
最初にも書きましたが、植毛は医療行為であり手術となります。
保険の話など今後変わってくるかもしれませんが、
ご自分の大切な髪、お身体ですので、ご自分で
しっかりとお考えになることをお勧めします。
私自身、薄毛や抜け毛に悩むこともあります。
また、話は少し変わりますが、レーシックで
視力回復はしました。
その時は90%くらいの確信で決意しました。
本コラムが、皆様のお役に立てれば、幸いです。